事実を事実として

息子にとって、我が家で絶対的な権力を持つのは父親だと確立されている。良い傾向だと私は、1人ほくそえんでいる。どうしても言う事を聞かない場合や悪ふざけしていて困る場合、この決めの一言が効果大。『パパに怒られるよ』。

古い考えなのかもしれないが、私の育った環境が、やはり家長である父が偉大でもあり優しくもあり、また一番怖い存在だと認識し育ったからという理由も勿論あるが、実質現在の我が家は起業して十数年生計を立てている夫のお陰で生活が成り立っている。たとえ、私にとって悪い夫?(笑)であろうとなかろうとそれは別問題で、紛れもない事実なので敬意を払うべく、息子にはそう教えるように私自身心がけている。(いけないいけないと思いながらも、どうしても腹立たしい時、そうでない姿勢を息子に見せてしまう事も多々あるが・・・)

いつか私たちがそうであったように、親よりも自分の世界を優先させ自立し、時には自分の親を疎ましく思う時期も来るだろう。が、やはり親に敬意を払うという基本を小さな内から身に付けて欲しいと日々思う。親は親で家族を守る為、覚悟と責任を追い生きているのだから。