自分の人生はそこそこに

ようやく読み終わったこの本。

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

自己啓発本には、やはり過去たくさん手を出してきた私です。が、自己啓発本を読んでも自分は変わらない。なぜなら・・・のような事をを著者は書かれているのですが、私もどこか自分の頭の中で読んだだけではね〜と共感する部分があった。

でも今回は別な視点で納得させられた一冊でした。

人間の幸福度合いは何で左右されるか。幸福になるには、勿論お金が必要だけど人間の幸福を左右する大きなものは、それではない。この説明がとても良かった。


私も子供を持ち、明らかに物欲は失くなった。最低必要限度のもの、家族のための必要経費と判断したものにはお金をかけるが、それ以外は案外どうでもよくなり、また買わなくなった。


満たされているから?若しくは、ある程度の年齢に達して自分の人生は、そう大きくこのまま変わらないんじゃないかと判断したからもしれない。


勿論、やりたい事や夢はまだまだあるけれど、それは与えられた現在の大きな仕事=子育てを全う出来るよう努力出来る範囲内での話であり、もう既に今は現実的な夢しか見れない。目標に出来ない。かと言って、息子が全てでもないし、息子に自分の夢を押し付ける気は全くないが出来る事ならば、親がしてやれる事は、財産を残すことではなく

より多くの事を知ることが出来る環境
より様々な体験を出来る環境
より多くの出会いがある環境
より思考する事を覚える環境
・・・・・・・・

延々と続くので、やめておくがより多くの学び(勉強だけじゃない)を与えてやりたいという親としての強い思いが自分に湧き出てくるのを感じました。ま〜これが親ばかなのかもしれませんが(笑)


こう整理していくと、『子供は希望である』と結論に夫婦で至った夜でした。