食へのこだわり

息子は、食事中かなり集中して食べるので、声をかけても応える事はない。
食事の最後にお茶を飲み、誰の影響か?「おいしー」と一服するまでは気を許さない。


外食(主にランチ)に連れて出ても殆ど騒ぐ事が無いので許す限り連れて出ている。


彼は、食事を残すという行為がどうしても嫌な様子でいつも「無理に食べなくてもいいのよ。ご馳走様する?」と聞いても顔を横に振り納得しない。でも、どうしても満腹になってくると、今度は皆に分配し始める。ママ、パパと言いいながら口に入れてくれるので、最初は可愛いなー☆と思い喜んでいたら、単に残すのが嫌なだけだった。


先日もランチに出かけた際、ある程度食べ落着いてから息子が好物のフランスパンを少しずつ分け与えていた。硬めのパンを噛みちぎる事は彼にとって格闘なのか夢中でもくもくと食べて続けていた。こちらに食後のコーヒーまでゆっくり味合わせてくれそろそろ帰ろうかと言うと、パンがまだ残っているので今度はイヤイヤが始まった。

レストランの係りの方が紙袋を持ってきてくれ、どうぞお持ち帰りに・・と手渡してれたので袋に入れ、持って帰ろうねと説明するとすんなりご機嫌に席を立った息子。


特に、食事を残すなと厳しく教えたつもりはないが、食に対しての執着?なのか彼には彼の流儀があるようだ。


子供だと思って侮れない。最近は、説明を求めてられる(笑)ような気がして気を反らせる為に言った些細な事でも、必ず筋が通るように気を配っている。